「休みたいけど、なんとなく言い出しにくい…」
もし社員が心の中でそう感じていたら――
それは、会社にとって見過ごせないサインです。

有休が"取りにくい雰囲気"のままになっている会社、意外と多いんです。
表向きは「自由に取っていいよ」と言っていても、実際には申請しづらいムードが漂っていることも。
これを放置してしまうと、不満がたまり、離職や採用の難しさにも直結してしまいます。


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このブログでは、大分県津久見市の吉田社会保険労務士事務所の担当織田が、
採用定着・労務トラブルの予防に役立つ情報をお届けしています。
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なぜ「取りにくさ」が生まれるのか

経営者さんや人事の方からよく聞くのはこんなケースです。
・上が使っていない
  管理職が有休を取らない。これだと「自分だけ休むのはダメかな」と思われがちです。
・代わりがいない
  「自分が休んだら仕事が止まる」状態。業務が属人化している会社ほど起こりやすいです。
・申請のハードルが高い
  有休を取得するには何人もの承認が必要…これでは気軽に取得できません。
特に中小企業さんでは「属人化」が課題となっているケースが多いように思います。

問題を放置しておくリスクとは…?

これらの問題と放置してしまうと、次のようなリスクがあります。

・社員が「休みづらい」と感じて結局消化できない
・「有給休暇が使いにくい会社」というイメージがつく
・働きにくさにつながり、離職や採用難につながる
・年に5日の有休取得義務を果たせなくなる

ではどう改善する?

仕組みを大きく変えるのはなかなか大変ですよね。
そこでまずはこの3つから始めてみませんか?

1. トップや管理職が率先して休む
「上司が休まないのに自分だけ休みにくい」と感じる社員さんは多いもの。
まずは管理職が堂々と有休を使うことが最大のメッセージになります。

2. 取りやすい雰囲気を"言葉"で伝える
「みんな、遠慮せず有休を取ってね」と一言伝えるだけでも、
心理的なハードルはぐっと下がるものです。
言葉で示すことが意外と大きな効果を生みます。

3. 有休取得を"普通のこと"として扱う
わざわざ「どうだった?」と声をかけなくても、
休んだことを特別視しないことが大切です。
「休んで当然」「みんなが使うもの」という雰囲気をつくるだけで、
社員さんは安心して休みやすくなります。

これら3点は比較的ハードルが低く取り入れてもらえるかと思います。
そしてさらに、業務の属人化を防ぐためのマニュアル導入など
全体的な働きやすさを整えていく必要がありますね。
属人化を防ぐことで有休を取得しやすくなるだけでなく、
急病等で社員が長期休業する場合など、様々なリスクにも備えることができます。

まとめ

有休制度は、社員が気持ちよく使える環境があって初めて力を発揮します。
まずは今日からできる小さな工夫を取り入れて、
社員が安心して休める雰囲気をつくることから始めてみましょう。
私たち吉田事務所でも、社員が安心して休める制度づくりのサポートをしています。
お気軽にご相談ください。

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